私のメンタルの件で産業医と面談してきました。
年数回ある会社でのメンタル面のアンケートの数値が高かった。
現在私の勤務先の営業業務サポートチームは、昨年末のリストラ(希望退職の人も多数存在)からチーム再編成され、月日を追うごとに仕事がしづらくなっています。
理由は、今まで経験のない仕事をマルチタスクという形でしなければならず、しかも残業削減の活動で1件ごとのかかった時間をアプリで計測義務まで始まったから。
その上自分の経験の浅い商品の見積や発注の手配ミスを発生させた場合、始末書のような「一品一葉」という名前の書類の提出が必要です。ここまでの工程は当事者が間違ったので当然の事ですが、始末書提出し上長に了承されないと、お客様へ売上のマイナス伝票や返品の処理が進まないのです。
でも問題はその後なんですけどね。
アンケート提出の締め切りがちょうど一品一葉の提出最中だった。
始末書=一品一葉はナゼを5回繰り返して作成が必要です。前は3回だったのだけど。
今読んでいただいている人は疑問符だらけと思いますが、「ナゼナゼ分析」を5回繰り返せという内容です。今の上長は工場上がりの管理職なので、ト〇タへの信仰が強いのでしょうか?
コードを1文字打ち間違えのミスで「ナゼナゼ分析」を5回繰り返しはさすがにネタ切れになってしまいました。しかも何度提出しても突き返されて戻ってきます。さすがに「申し訳ありません」と何回も書いても差し戻され、気持ちもどんどん暗くなって落ち込んできます。
突き返され返ってくる始末書に向き合う度に模範解答を教えてほしくて、最後はもう放置したい気持ちでした。「もう損失分は支払いますから、受理してほしい」と。
しかしこの処理が早く進まなければ次月に回すと違算になってしまう為、担当営業からもお客様からも再三確認が来てる時期で、当時私のメンタルはずいぶん悪い時期のアンケート入力でした。だから、メンタルがやばい数値だったのかなと思います。人事部から産業医の面談を勧められました。
余談になりますが、今のところ私の所属する営業所の営業マンが既に2人メンタルの件でお休み中です。過去にも別の方が2人メンタル面でお休みをされています。(全て男性ですが)
お休み中の営業マンのメールが業務の共通アドレスに転送され、こちらで処理をする形になっています。少ないチームの人数で現在の休職者の仕事が転送されているので、こんな感じで急に休みたくなかったのです。「たったそんな事で休業してるの?みんなおんなじだよ。」って周りに思われたくなかったのかも知れません。
私は休んで非難されたくないけど、個人的に産業医への面談はストレス対策などについて対処を本当に相談してみたかったので、今回お願いをしました。そして人事部の方には上長への面談の報告はしないようにお願いをしました。
人事部の担当者は難色を示しましたが説得をし、何とか納得してもらいました。ただ条件として産業医が判断した場合は、上長へ自動的に報告となるという条件で面談をしました。
産業医の面談結果は私は今回は大丈夫とのことでした。
指定された日の午後病院に向かいました。
病院では今回のアンケートの結果を提出後、簡単な体調チェックがあり、お医者さんの問診がありました。初めにいくつか質問がありました。
①睡眠時間が取れているか(熟睡できてるか)
②食事はとれていますか?
③簡単な作業(料理など)はできますか?
これはうつ病の簡単な質問だそうで、大概はここでうつ病の方はチェックに引っかかるそうです。
私自身うつ病への認識がなく、何となく「心の病は気の病なんじゃない・・」と思っていてそれは知識不足な考えでした。
うつ病を発症すると簡単な計算や単純な作業ができなくなる脳の病気だそうです。そうなると本格的な治療が必要とのこと。
私はまだそこまでなっていないので大丈夫だったのです。
実は私は今回の早期退職の条件が揃ったので、どうしようか悩んでいる最中であり、実行するのであれば、それまでにあまり会社の同僚に迷惑をかけたくないのが実情でした。ですから産業医面談はミスなどを起こした時、それによりメンタルが悪くなり、さらにミスを誘発するのを防ぐストレス対策について聞いてみたかったのです。
今回分かったこと。
誰でもうつ病になるリスクはあるとのことでした。
うつ病で重度のストレスが続くと脳の感情を作り出す働きがおかしくなり、これまでに感じたことのない気分の落ち込みが一日中続くとの事。
誰にでもなってしまう病気なので、当事者が気が付かない場合が多いそうです。周りの家族の方にも気を付けてください。と助言をもらいました。
結果、何も起こらずでしたけど私にとって産業医との面談もとても有益でした。